【実録】アウディA3セダン購入記。妻の一言で決まった極上の空間と、T-Rocへ繋がる車選びのリアル

アウディA3セダンからVW T-Rocへ乗り換えた車選びのリアルなストーリーを解説するアイキャッチ画像 【名車再生】35年の愛車遍歴と輸入車ライフ
極上のアウディA3を経験したからこそ気づけた「SUVの魅力」。私の車選びのリアルを語ります。

【結論】 VWパサートヴァリアントから乗り換えたアウディA3セダンは、同じグループ会社でありながら「内装の質感」と「走りの滑らかさ」において明確な違いを見せつけてくれた極上の一台でした。しかし、この車で「低い車高」を味わったことが、かつてのSUVの記憶を呼び覚まし、運命的に発売されたVW T-Rocへと乗り換える最大のキッカケとなったのです。

私の独り言 実用性抜群だったVWパサートヴァリアントの「5年目の乗り換え時期」が近づいた時、我が家の次なる愛車選びは、思いもよらない方向へ進みました。巨大なSUV(ディスカバリー3)からステーションワゴン(パサート)へと乗り継いできた私が、なぜコンパクトなプレミアムセダンである「アウディA3」を選び、そして再びSUVの「T-Roc」へと戻っていったのか。そのリアルな車選びの変遷をお話しします。

アウディA3で低い車高を味わった私が、なぜ再びSUVに戻り、あえてT-Rocを選んだのか。その本音とリアルな評価はこちらの記事で詳しく語っています。

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輸入車と暮らす、35年のリアル
2016年式 アウディ A3 セダン(ホワイト)のフロントグリルとヘッドライト

「次はアウディに乗りたい」妻の一言と、クワトロへの未練

パサートの次の車を検討していた時のこと。車好きな妻から「次はアウディに乗ってみたい」という明確なリクエストがありました。

これまでの輸入車ライフを共に楽しんできた妻の意見です。私自身もアウディには強い興味がありました。ただ、四駆好きの私としては、アウディの代名詞でもある四輪駆動システム「クワトロ(quattro)」モデルに乗りたいという密かな野望がありました。

しかし、妻の意見は非常に現実的でした。「私たち2人で乗るのに、そこまでのパワーとオーバースペックは必要ないでしょう」。

この的確なツッコミには反論できず、我が家はスッキリとした美しいフォルムを持つ「アウディA3 セダン(FFモデル)」を迎え入れることに落ち着きました。

VWとは一線を画す「内装の質感」と「走りの滑らかさ」

ボンネットと助手席ドアを開けて点検中の白いアウディA3セダン。元オーナーである筆者が当時所有していた愛車のオリジナル写真。
筆者がかつて所有し、その質の高さから自身の「乗り換えルール」を破りそうになった愛車のアウディA3セダン。

アウディはフォルクスワーゲン(VW)と同じグループ会社であり、プラットフォームやエンジンなどの基本コンポーネントを共有しています。そのため「中身はVWと同じではないか」と言われることもあります。

しかし、実際に毎日A3セダンに乗ってみて、その考えは完全に覆されました。

一番感動したのは「内装の圧倒的な質感」と「走りの滑らかさ」です。ドアを閉めた時の密閉感、スイッチ類に触れた時の精緻な感触、そして路面の雑味をスッと消し去る極上の乗り心地。

パサートも質実剛健で素晴らしい車でしたが、アウディA3には「プレミアムブランド」としての明確な線引きがありました。クワトロではなくても、妻が言った通り、私たちが日常を楽しむには十分すぎるほどのパワーと、極上の移動空間を提供してくれたのです。

低い車高が呼び覚ました「SUVへの郷愁」

A3セダンでの生活は非常に満足度の高いものでした。しかし、パサート、そしてA3と「背の低い車」を乗り継いでいくうちに、私の心の中に一つの思いがふつふつと湧き上がってきました。

「やっぱり、昔乗っていたディフェンダーやディスカバリー3のような、見晴らしの良いSUVに乗りたい」

セダンの低いアイポイントでの運転はスポーティで楽しい反面、長距離ドライブや見知らぬ土地での運転では、SUVの高い視界と安心感が無性に恋しくなったのです。

そして運命の「T-Roc」へ。5年目の完璧なタイミング

そんな「SUVへの郷愁」を抱えながら、A3セダンがちょうど私が決めている「5年目の乗り換えタイミング(車検・延長保証の節目)」を迎えようとしていた時でした。

まるで私の心を読んだかのように、フォルクスワーゲンから全く新しいコンパクトSUVが発売されたのです。それが「VW T-Roc」でした。

すぐにディーラーへ行き、試乗席に座って高い視界を確保した瞬間、「これだ!」と直感しました。A3セダンでプレミアムな乗り心地を堪能し尽くし、再びSUVの魅力に気づいた私にとって、T-Rocのサイズ感とパッケージングはまさにドンピシャだったのです。

総括:すべての車歴が「今の車選び」に繋がっている

もし、妻の一言でアウディA3セダンに乗っていなければ、私は「低い車の良さ」も「プレミアムコンパクトの滑らかさ」も深く知ることはなかったでしょう。そして、A3に乗ったからこそ「自分にはやっぱりSUVの視界が必要だ」と明確に再認識でき、T-Rocという最高の相棒に出会うことができました。

車選びに無駄な経験は一つもありません。すべての車歴が、現在の充実したカーライフへと繋がっているのです。

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